2019-12-26 読了
ショーンエイカー
幸せは「成功に先行する」のであり、単なる「成功の結果」ではない
ほとんどの人は幸せは成功の後にくると思ってる。
が、そのような考えだと、一生幸せになれない。 成功を体験した脳は、また次の目標を作る。 営業のノルマを達成したら、また次のノルマが作られる。良い成績をとったら、もっと良い成績を取れるようにする。
逆に考える必要がある。
幸せであることは、人生を優位にさせ、全てのビジネスの能力が上がる。
以下の動画では、本の著者であるショーン・エイカーのテッドトークを見ることができます。話している内容は本に書いてあることの一部ですが、すごくわかりやすく説明されています。おすすめです。
この本では具体的に 7 つの法則が紹介されている.
脳をポジティブな思考をもたせることの利点は、子供も大人も関係ない。学問でも、ビジネスでも人生に関わってくる。
その中で科学的に幸せになれる行動もいくつか紹介されていた。
変化を起こす力を信じさせるマインドセットを持つ。「つまらない、退屈だ」と考えると本当にそうなってしまう。
意識的に「これは、自分を豊かにする〇〇」と考えるだけで、良い。
また、好きなことに夢中になる時間をもつことが、帰って仕事の生産性を高める。人生に厚みができて、仕事も成果があがる。
これらは、言葉にしなくて、伝わっていく研究結果 もある。
**大事なのは練習と継続。**意識的にポジティブになれば、それがどんどん別の事柄もポジティブなれる。
良い人生を送る上で感謝ほど重要なものはない。1 日に3つ感謝したいことを3つ書き出すでも良い。
下降への勢いを利用して、上昇に転じる。
絶望的なことがあっても、「第3の道」があるのだと言うこと思い出そう。
困難な状況の説明の仕方もポジティブであること
小さな成功が積み重なれば、大きな成果に繋がる。 それはまず、砂の上に小さな円を書くことから始めなければならない。
最初の円は自己認識である。背伸びをしない。まずは小さな達成しやすい目標を集中する。
All or Nothing のマインドセットを持つな。それは分断本能であり、中間が存在することを理解する。
常識と普段の行動は別である。わかってても、行動できない。それが人間である。でも人間の本能を使って、工夫すればより行動しやすくなるのも事実。
人間は習慣の塊である。悪い習慣をなくして、良い習慣をつけるのはすごく大事。
その中で「意志力」だけでは解決できない。1日で使える意志力の燃料は限られてると研究結果によって証明されている。
よって、望ましい行動をもっとも抵抗の少ない道にしたり、逆に望ましくない行動を抵抗ある道にするだけで大きく行動が変わる。
👍 良い習慣を続ける方法
👎 悪い習慣をなくす方法
周囲からの支えが唯一の資産とする。
エジソンはグループで研究することを好んでた。
予期予期しない難局や脅威に直面した時それを切り抜けるのは、周り人たちとしっかり手を繋いで、話し合うこと。
とても良い本だった。また、少し成長した後に、読み返したい本。